ツーリング奥の細道2008GW

2008年5月19日 (月)

新潟・古町でわっぱ飯

今日は休息日。

ゆっくり起きて、お昼前のジェットフォイルで佐渡を出発。

自転車はヤマト便で送り返すため宿において、佐渡・両津港へはバスで移動。港に着くと、昨日のロングライドもなんのそので自走してる人をたくさん発見。元気!っていうか、休みとってる人けっこういるのね。

港の近くには、佐渡名物の地ものの干物が軒先をにぎわしていました。下の写真のイカの干物をお土産に買って帰りました。

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新潟到着し素通りするのももったいないので、商店街がある古町へ足をのばし、わっぱ飯発祥のお店といわれる”田舎家”へ。その後は、GWに行き損ねた護国神社近くにある”芭蕉堂”を訪ねて帰途へ。

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田舎家 TEL 025-223-1266 
   住所 新潟県新潟市古町9番町1457番地 
   営業時間 11:30~14:00 17:00~22:30 
   定休日 無休 

お腹がいっぱいになったところで護国神社に。入り口に行くと、この付近が横田めぐみさんが拉致された地点付近であり情報提供をというボードが立てられていました。国を護る神社の近くで、よその国の工作員に拉致されるなんて、なんて皮肉なと・・・。また、中に入ると戊辰戦争の戦没者の慰霊碑が。会津藩と薩摩・長州連合の戦いである戊辰戦争の激戦地がこんなところにあったなんて、戊辰戦争がいかに日本を二つに分けた内戦であったかと思わせられました。

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2008年5月 9日 (金)

GW  走行記録

GWおくのほそ道、北陸道を新潟・新発田から富山・高岡まで走ってきました。Sport Tracksを使って、情報整理しました。高度のグラフ化もできるんだって、新しい機能発見です。まだまだ使いこなせてないので、もっと勉強しなければです。

Date   (km) Time (min/km) (km/h) Calories Climb (m)
2008/5/3 6:20 86.76 8:52:58 6:09 9.8 1,785 + 280.1 / -175.7
2008/5/4 6:28 129.69 13:15:21 6:08 9.8 2,665 + 689 / -622.4
2008/5/5 6:02 60.48 6:37:52 6:35 9.1 1,333 + 127.6 / -111.9
2008/5/5 13:46 37.4 3:37:10 5:48 10.3 727 + 218.4 / -192.1
2008/5/6 8:11 65.73 10:17:09 9:23 6.4 2,068 + 406.9 / -389.7
Total   464.68 51:33:28 6:39 9 10,363 +1,998.1 / -1,665.4

DAY1:5月3日 新潟県新発田市~新潟県弥彦村

初日なので軽く走行です。

Date   (km) Time (min/km) (km/h) Calories Climb (m)
2008/5/3 6:20 84.62 8:52:58 6:18 9.5 1,785 + 276.1 / -173.8

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DAY2 5月4日 新潟県弥彦村~新潟県上越市

Date   (km) Time (min/km) (km/h) Calories Climb (m)
2008/5/4 6:28 129.69 13:15:21 6:08 9.8 2,665 +689.0 / -622.4

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DAY3 5月5日 新潟県上越市~富山県魚津市

この日は、おくのほそ道の最大の難関、親不知子知らずがあります。なんだけど、あまりの危険度にこれは自殺行為であると思い、たった一駅分ですが、親不知から市振まで輪行でワープしました。そして、午後からは雨が本降りになりテンションも体温も下がるので、早々に魚津でフィニッシュ。

Date

  (km) Time (min/km) (km/h) Calories Climb (m)
2008/5/5 6:02 60.48 6:37:52 6:35 9.1 1,333 + 127.6 / -111.9
2008/5/5 13:46 37.40 3:37:10 5:48 10.3 727 + 218.4 / -192.1

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DAY4 5月6日 富山県魚津市~高岡市

昨日の雨から打って変わって、チョーいい天気!でも残念ながら最終日なので無理せず前田利長の城下町、高岡までとしました。

Date

  (km) Time (min/km) (km/h) Calories Climb (m)
2008/5/6 8:11 65.73 10:17:09 9:23 6.4 2,068 + 406.9 / -389.7

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2008年5月 6日 (火)

2008 GW おくのほそ道 DAY4

最終日 8:00 遅い出発

前日の親不知子不知と雨降りですっかり疲れて、きょうは高岡までと短い距離を設定したのですっかり遅い出発。空は昨日の雨のおかげですっかり晴れ上がって自転車日和。では、今日は魚津駅からスタート。

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タイミングがよければ蜃気楼が見えるという海岸沿いを南に下り、滑川市へ入ると滑川市役所前の寺家グランドの裏手に徳城寺があります。滑川も昔は宿場町であったらしく、まだその面影が残っており「なめりかわ宿場回廊」という案内板が建てられ観光ができるようになっています。

08:30 徳城寺

”早稲の香や 分け入る右は 有磯海”

「加賀百万石を築いた前田家の地にはいると、早稲の香りが感じられる、そして右手には有磯海が見える」

waseno ka ya / wakeirumigi wa / aisoumi.

Fragrance of early rice---, pressing forward , to our right, Ariso Beach

Season: Autum(early rice)

notes: This is a compliment to the local landscape and history by referring to the rich harvest and Aiso Beach which is a well known poetic scene. The waves in the rice fields scho the waves along the rough coast.

tr.and noted by Haider A. Khan, Tadashi Kondo.

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寺の中には句碑が2つ置かれている。仰々しくガラス戸に入っているのが芭蕉70回忌に建立された有磯塚ですが、風化がはげしく、現在は丁重に保管され、その側に複製が置かれています。ちょうど寺に着いたところで、住職さんにお会いすることができ、お寺の中も見せていただいた。

住職さんとお話しをしていると、昔は駒沢女子短大で教鞭をとられていたそうで、駒沢に住むものとしては何か縁を感じてしまいます。

9:30 櫟原神社 

www.asahi-net.or.jp/~gi4k-iws/sub85152itihara.html

徳城寺から海側に向かって自転車で2-3分のところ、海のすぐ側に櫟原神社がありここにも句碑があります。

”しばらくは 花のうえなる 月夜かな”

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10:00 富山市

昭和初期の雰囲気を漂わせ滑川市の町並みを抜けていくと富山市に入ります。今の北陸道8号線はもっと内陸部を通っており、旧街道はのどかでいい道でした。

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10:05 水橋神社

この神社は氏神様のような小さな神社ですが、義経の故事が伝わっており、芭蕉の句碑もある。句碑はきっと下の写真がそうであろうと思われるが、特に説明もなかったので不明。

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10:25 常願寺川

水源から河口までの川の勾配が日本一、いや世界でも有数の川です。富山にそびえる3000m級の立山に水源を持ち、川の長さたった56kmで河口まで達するためです。(http://www.town.tateyama.toyama.jp/alacarte/kokoga_jyouganji.html)

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10:30 富山朝日自転車道へ

富山朝日自転車道は、入善あたりから海岸沿いに富山市内まで続く道路だそうですが、おくのほそ道ではこの常願寺川河口で出会います。しばらく海岸沿いを走ります。

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11:25 富山ライトレール

海岸沿いを行き着くと神通川河口に突き当たります。このあたりの岩瀬浜は、その昔、北回船で賑わった場所であり、今もその町並みが残っており、観光地として人気のようでした。

富山市内から、その岩瀬浜まで延びるのが写真の富山ライトレール、以前ヨーロッパを旅行したときに同様の車輌が走っているのを見たが、日本でも走っているとは驚きでした。導入されたのはごく最近の2006年からだそうで、思わず乗ってみたくなります。

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12:10 神通川

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13:00 放生津神社

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2008年5月 5日 (月)

2008 GW おくのほそ道 DAY3

6:00 直江津(旧 今町)出発

 次の地に進む前に周り残したポイントへ行くために市内をうろちょろ。早朝の閑散とした商店街の街並みに徐々に人が現れ、各々自分のお店の前に立つ。そして、誰が合図するわけでもなく、6時半になるとみんな揃ってラジオ体操を始める。こんな光景はこれまでの旅行の中で幾度見てきたことでしょう。一日の始まりをご近所仲間と共有できるラジオ体操っていいですね。

 まずは海岸沿いにある琴平神社参拝。ここには直江津の句会で詠んだ句碑があります。ここの句碑は歴史が古く、もともとは文化年間に建てられ、幾度かの大火で焼けてしまったが、慶応年間に再建され、それがこのされているものです。隣には安寿と厨子王の墓碑もあり。歴史が刻まれた土地のようです。

”文月や 六日も 常の夜には似ず”

「今日は七月の六日、つまり七夕の前の日です。明日は一年に一度、織姫と彦星が会える日だと思うと、心なしか六日の夜もいつもと違うように感じられる」

fumizuki ya / muika mo tsune no / yo ni wa nizu.

The seventh month---- , Even the sixth does not seem, Like a usual night

  tr.by Donald Keene, "The Narrow Road to Oku", Kodansha Int., Tokyo, 1996.

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 琴平神社から少し住宅地へ入ると聴信寺があります。ここは、芭蕉が宿を取ろうとしたが葬儀中だったので返ってしまったということで記録が残っている寺です。きっとそのためでしょう。寺の中には芭蕉に関する碑などは見つかりませんでした。

 その後は、次の目的地に向かって走り出します。写真の通り、空は曇り。天気予報によれば、雨が降るらしい。

7:00 久比岐自転車道

 親鸞聖人上陸の地なども立ち寄りながら海岸沿いを南へ進むと、国道にぶつかり、久比岐自転車道入り口に出ます。自転車道は、旧国鉄北陸本線の廃線を利用しているので、列車が通っていたトンネルを利用していたりと面白いです。

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8:00 糸魚川市 白山神社

えっもう糸魚川市なのって思ったら、これも平成の大合併でおっきくなった市なのでした。

能生という地区にはいると自転車道沿いに白山神社が現れます。茅葺の本殿が立派です。ここには"汐路の鐘”という由緒ある鐘があり、その鐘にちなんで芭蕉が詠んだ句が、句碑として境内に建てられています。

”曙や 霧にうづまく 鐘の声”

芭蕉は、この能生で「玉屋」という宿に一泊しています。私はこの旅では寄り道しませんでしたが現在もその宿は健在とのことです。

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GPS雨対策

今日は午後から雨の予報が出ていたので、出発前に宿のおばちゃんにサランラップを一切れくださいとお願いしてGPSの雨対策としました。応急処置としてはなかなか有効です。但し、雨が激しくなると、それでも入ってくる水があるのでおすすめできません。

今、使っているFOERTREX101は防水仕様でなく。雨が降ったら水が浸み込んでしまう隙間だらけです。特に要注意なのがディスプレイ部と側面にある端子接続部。有効な対策としては、ディスプレイ部は枠の部分を透明接着剤(例えば、セメダイン)で埋め込んでしまう。端子接続部はキャップにシリコングリス等をうっすら塗ってやる。ってのも手だそうです。

このあたりでは雨がポツポツ降ったりやんだりで、ときどき大粒がやってくるので、止まってレインウェアを羽織ることに。

まだまだ自転車道は海沿いを走り、すっきりしない天気ながらもいい眺めです。

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11:15 いよいよ最大の難関、親不知・子不知へ

安心安全な自転車道も終わり、親不知子不知へ。ほんとこんなところを自転車で走ろうと思ったことを批判されそうな愚行ですが、深慮が足らず自転車走行してしまいました。

親不知子不知とは。

昔は、断崖絶壁が迫り来る海岸沿いを歩くしかなく、波にさらわれ命を落としかねない危険な場所であることから難所とされていましたが、時代が変わっても自転車にとっては、満足に側道が整備されていない道路で、迫り来るトラックにさらわれかねない難所であることは間違いないです。

『新版 おくのほそ道』(角川書店、2006年第三版) 市振より

今日は親しらず子しらず犬もどり駒返しなど云北国一の難所を越えてつかれ侍れば

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 陸橋については、このせまい歩道と側道。スノーシェルターのなかの側道は狭いだけでなく、例のごとく粉塵の吹き溜まりとなり、時にはたまった水でぬかるんでいたりもする超危険な場所です。

 もちろんそんな危険な場所をリスクを背負ってまで自転車走行する必要性はなく。ひたすら横をすり抜けるトラックにおびえながら歩いて通過しました。たかだか歩いても知れているこの数キロの距離ですが、いかに長くかんじたことか!

 初参加の友人とのツーリングでしたが、いきなり怖い思いをさせてしまいました。しかも、彼女は高いところも苦手なので二重苦だったはず。

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12:30 JR親不知駅、発見!

いくつかの陸橋やシェルターやトンネルと戦い、おくのほそ道にも登場する”駒返し”の地名のついた駒返トンネルを出るとJR親不知駅を示す標識発見!

トラックとの戦いに疲れ果てた私は、何の迷いもなく、どころか地獄の中に救いを見つけたかのようにすがりました。

買ったばかりのロード車で参加の友人。買ったばっかで、いきなりの長距離旅行、いきなりの大阪からの飛行機輪行。そして三日目にして、悪路との戦い。こんな滅入った場面でまた自転車ばらして袋入れて輪行というのも酷な話なのだが、まだまだ続く悪路を考えれば、これ以上危険な道を走るわけには行かない。

着くとこじんまりした無人駅。時刻表を見ると、電車が来るのはあと30分後。30分も待たされるのかっと思ったけど、自転車ばらして乗せることを考えるとちょうどいい時間。友人には、少しあせらせてしまったけれど、なんとかっていうか少し強引に乗車。

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13:17 JR市振駅 到着

ほんの一駅、時間にして10分くらい、距離にして10kmにも満たない輪行。しかし、大きな価値のある輪行でした。

名所、市振に到着です。駅で、同じく輪行しているオーストラリア人とであいました。かれもこの付近のあまりの危険さに輪行を考えたようです。DAHONのホールディングバイクをお伴に旅をされているようです。

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市振は、おくのほそ道でも一段設けられており楽しみにしていた地です。思いとは裏腹にこじんまりした町で、昼食を予定していた道の駅もあまり冴えない印象。徐々に雨が本降りとなり、これといったおいしそうなものも見つけられず、激しく雨が降る中、金沢から来たと云うバイク乗りのおじさんと話をしながらおにぎりをほうばる。

『新版 おくのほそ道』(角川書店、2006年第三版) 一振より

今日は親しらず子しらず犬もどり駒返しなど云北国一の難所を越てつかれ侍れば、枕引よせて寝たるに、一間隔て面の方に若き女の声二人計ときこゆ。年老たるおのこの声も交て物語するをきけば、越後の国新潟と云所の遊女成し。伊勢参宮するとて、此関までおのこの送りて、あすは古郷にかへす文したゝめてはかなき言伝などしやる也。白浪のよする汀に身をはふらかし、あまのこの世をあさましう下りて、定めなき契、日〃の業因いかにつたなしと、物云をきくきく寝入て、あした旅立に、我々にむかひて、行衛しらぬ旅路のうさ、あまり覚束なう悲しく侍れば、見えがくれにも御跡をしたひ侍ん。衣の上の御情に大慈のめぐみをたれて結縁せさせ給へと泪を落す。不便の事には侍れども、我々は所〃にてとゞまる方おほし。只人の行にまかせて行べし。神明の加護かならず恙なかるべしと云捨て出つゝ、哀さしばらくやまざりけらし。

一家に遊女もねたり萩と月

曾良にかたれば、書とゞめ侍る。

市振駅から北に向かうと古い町並みが現れ、100mほど先の小学校の片隅に市振関所跡があります。(糸魚川市の観光案内ページでは触れられておらず、あまり興味がないようです)

【案内板より】

江戸時代初期徳川幕府は、重要な政策の一環として全国に五十三の関所を設け、街道行旅の人々を取り締まった。「市振の関」はその五十三関中重要二十三関のひとつであた。 親不知子不知の険難の地を東方に控え、北陸道における越中との国境の要衝として寛永(1628年~)年代のはじめ幕府は高田城主松平光長に命じて、ここに関所を設けた。

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芭蕉、市振の宿 桔梗屋跡

市振の関から更に先に進むと、芭蕉が宿を取った桔梗屋跡があります。ここで、”一家に 遊女も寝たり 萩と月”という句を詠んでいます。桔梗屋跡には案内板だけですが、更に先にある長円寺に句碑が残っています。

”一家に 遊女もねたり 萩と月”

「俗世を離れて旅に生きる私にとって、遠く反対の世界の存在である遊女たちが、今晩は同じ宿に泊まっているようだ。外では月夜に萩の花が咲いている。」

hitotuya ni / yuujo mo netari / hagi to tuki

Under one proof, play girls also asleep----, bush clover and moon

season:autum (bush clover; moon)

note: Bush clover is a feminine plant. The parallelism of men and women under the same roof and the cosmic romance of Altair and Vega implies the love of universe.

tr.and noted by Haider A. Khan, Tadashi Kondo.

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長円寺:http://www.asahi-net.or.jp/~gi4k-iws/sub85147tyouenzi.html

15:00 富山県朝日町

市振は新潟最西端の土地です。つまり、市振を過ぎるとすぐ富山県に入ります。接しているのは富山県朝日町。私にとっては、バタバタ茶の産地として有名です。なのに、このときはそのことをす~っかり忘れてしまい。ただ通り過ぎてしまったのでした。

このあたりからおくのほそ道はうれしいことに国道8号線を離れ、北陸道下街道行きます。旧街道なので車も少なくすごく走りやすかった。

なのですが、ついに雨が激しく降り出し、先を急ぐ余り、友人をほったらかしてしまいました。気づいたのは、友人から電話をもらった30分後。うわぁ、こんか本降りの中、しかも道もくねくね曲がりながら来たし、なんとも説明しにくい。どこかで落ち合うにも友人は地図を持っていないし目印になるところわからない。とりあえず国道8号線にででから考えようということで、お互い8号線を目指す。なんと8号線にでたとたん奇跡的に友人に出会いました。よかったぁ。

越中下街道 http://www.goodlucktoyama.jp/yuuran/0606_GL_KaidoTokusyu.pdf

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17:30 JR魚津駅到着

冗談じゃなく雨がひどくなり、今日の目標地点であった高岡はあきらめ、魚津までがんばっていくことに。途中、雨対策として、足にはレジ袋を履き少しはましだったものの。すっかり体が冷えてどうしようもない。

魚津駅に つくと近くに見えるAPAホテルに電話を入れとめてもらうことに。下の写真はとりあえず部屋に入って、ほっとしたところ。前々日の弥彦で買っていたカレー豆をあけて食べたところあまりのおいしさに、止まらなくなったところ。カレーが名物でも、豆が名物でもない弥彦でなぜ、カレー豆という疑問はさておいて、機会があればまず食べてみてください。想像以上においしいです。

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そして、今日はお疲れさんと云うことで。駅付近のおいしそうな居酒屋さんへ。ここもかなりのあたりです。

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【参考ページ】

直江津 芭蕉紹介ページ http://basho.kicity.com/naoetsu/naoetsu.htm

英訳 http://www.e.u-tokyo.ac.jp/cirje/research/papers/khan/poems/okunohosomichi.pdf

おくのほそ道 http://www.intweb.co.jp/basyou/9izumo_itiburi.htm

街道について:http://homepage3.nifty.com/hyuuga/michi/hokuriku.htm

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2008年5月 4日 (日)

2008 GW おくのほそ道 DAY2

北陸道二日目出発です。

6:30 新潟県・弥彦出発

朝早くの出発なので、宿の人が用意してくれたおにぎりを頬張り上越市に向けて出発!

今日は海沿いの道を行きます。そのために朝から弥彦山の麓の峠(猿ヶ馬場峠)を越えて海に出ます。その峠がほんとに朝から目の覚めるような激坂!勾配計見てください、最大約15度でしたよ!もちろん押し歩きでしたが、競輪選手でしょうか、そんな私をよそ目にびゅんと登っていく男性がいてびっくりでした。

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7:20 新潟県寺泊・西生寺

日本最古の即身仏のあるお寺です。芭蕉もここに寄って寺泊へでました。が本文に出ているわけでもないからでしょうか?特に寺には句碑などは特になし。峠を少し下ったところにあるので眺めはよく、新潟県・景勝百選の第8位の大展望が開きます。そこには、これからはじまる北陸道の一端が望めました。

おくのほそ道本文にある「酒田の余波日を重ねて、北陸道の雲に望。遥々のくおもひ胸をいたまして、加賀の府まで百三十里と聞」とは。ここのことかと思いを馳せらす。

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9:15 新潟県出雲崎市 良寛生誕の地

西生寺を海側におりるとすぐそこは寺泊です。朝から魚市がたっておりかなりにぎやか。

そこから先は、右手に日本海を見ながら快適な走行。しばらく行くと出雲崎に到着。ここは良寛さん(1757生)が生まれたところで、跡地として整備されています。

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9:45 芭蕉園

出雲崎といえば良寛、以上。という感じの土地ですが、良寛堂のすぐ裏に芭蕉園があります。そこでは、小学一年生くらいの大きさのかわいらしい芭蕉像が迎えてくれます。

出雲崎では、この公園の前にあった大崎屋に泊まったと言われています。

公園の奥には句碑が。

”荒海や 佐渡によこたふ 天河”

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10:15 国道352号線 通行止め

本来ならばここから先も、海沿いの道を行くはずなのだが、まだまだ記憶に新しい柏崎大地震により、ここから柏崎刈羽電子力発電所付近までの海岸沿いの道は現在も通行止めが続きます。道路案内板にもしっかり通行止めと迂回路の情報が示されています。

仕方がないので、標識どおり山に向かって走ります。とはいっても車どおりの少ない快適な道で、この付近でもやはりビュンビュン走っていくロードレーサーをよく見かけました。

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12:00 柏崎市内で昼食

ちょうどお昼になったので、そろそろ食事でもと思い、柏崎市内へ入る。駅前観光案内所でランチスポットを教えてもらい、市内にある店へ。これといって産業もありそうにない、地方の中くらいのこじんまりした都市にしては、市内はいやにこぎれいな建物が多い。なんてそれもそのはず、ふと思い起こせば、この辺りの風景はいくどとなく倒壊した商店街としてニュースでよく見た風景。そういう目で見ると、あたりの住宅地も最近建てたような家々が多いし、その間間には更地が目立つ。そうだ、ここは、あの大地震で壊滅的な打撃を受けた街だったのです。それを考えれば力強い街の復興を感じる。がんばれ柏崎!がんばれ新潟!

ランチは、ろくべえというお店。私が食べたのはマグロのづけ丼。夜はしっかりした料理を出すようなお店で、板前さんもいるところだったので、おいしいランチをいただくことができました。ごちそうさまでした。

そのご近くの神社によると、生々しい地震のあとが、下の神社の鳥居を見てください、上の石柱がごろんと下に落ちています。他にも石燈が倒れていたりと、復興の優先度の低い場所では、無残な姿がさらされています。

その後は、海沿いを行ったりトンネルを行ったりしながら、進みます。

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14:30 上越市 柿崎宿

上越市にはいると今日のゴールは近い。海沿いの道をスイスイ走ると16時には直江津へ到着。さっそく五智国分寺へ参拝。

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境内には立派な三重の塔が。御朱印ももらいました。

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”薬欄(やくらん)に いづれの花を くさ枕”

「薬園の草が秋で美しいが、どれを枕として旅寝しようか」

The herb garden-- Each of the flowers could be  My pillow for the night / BASHO

高田城三重櫓

直江津に宿を取って一旦、荷物を置いて高田城へ。もう桜の季節は過ぎてしまいましたが、その季節には夜桜がすごくきれいなようです。

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今日の夕食は8番ラーメン。宿に洗濯機がないのでコインランドリーを探して郊外へ。洗濯をしている間に隣の8番ラーメンへ。

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2008年5月 3日 (土)

2008 GW おくのほそ道 DAY1

前日21:00 出発の夜

準備も整い、新潟行きの電車に向けて新宿まで走ろうと思ったら、いきなり外は大粒の雨。どう考えても新宿まで雨の中走るのはいろんな面で無理!となれば、手はひとつ。不覚にもタクシーで移動することに。いきなりの無駄な出費。料金は推して知るべし。

ムーンライトえちご 新宿 23:10発

 いつでもどこでも寝れる私ですが、やはり寝づらい一晩でした。次回、佐渡ロングランのときはグリーン車の快適さに大いに期待です。

 でも、きれいな三日月の夜からだんだん空が白んで行く様子は、疲れが飛びます。通路側席だったのが悔しい!

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06:19 新発田を出発

今回の旅は、初の友人と一緒のツーリング。東京在住の私になんと彼女は大阪から駆けつけれくれる。9:10着の飛行機で新潟空港に着くので、それに向けてまったり空港まで。市内に近づくと大河・阿賀野川を渡る。川の長さは、この後出てくる信濃川に日本一の座を譲るが、阿賀野川は河口付近の川幅が日本一。雄大です。

新潟空港に来たのは12年前に出張で来て以来。あまりにきれいで立派な空港にびっくり。というよりも、空港だけでなく、新発田市も駅前が整備されてきれいだったし、空港までの道のりにも立派な建物の学校の校舎があったりと、なんだか新潟って財政が潤ってるのでしょうか?

とにかく9時10分過ぎに待ち合わせの友人とは無事合流。彼女は初の輪行が飛行機なのでした。早速、組み立て。事前に、練習してきただけあって特に手間取ることもなくスムーズ。とういことで二人でのツーリング出発。まずは、市内に入り大河・信濃川を万代橋にて渡る。wikiによると信濃川と呼ばれるのは新潟県内で、更に上流の長野県でに行くと千曲川と名前が変わるのだそうです。

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信濃川を渡り、市役所のあたりにある白山神社では、フジの花がきれいに咲いていました。藤色という言葉があるとおり、薄紫色が一般的ですが、ここのフジはめずらしく白と黄色。ちょうど満開できれいでした(写真・下)。

ちょうど、お昼になり近くでランチでもと思い近所のコンビニで観光ガイドを立ち読み。友人のSさんが、いい店を見つけたので、じゃ、そこでということで目指すも、なぜか見つからず、交差点で見つけた女性に、Sさんが道をたずねてくれた。でも、とっさに私は「近所でおいしい店ないですか?」って聞いてしまったから、後の祭り。女性は後ろに見える中華料理屋さんの方で、「うちもおいしいよっ!」って。あっそうだったのねってことで、不本意にもランチは特にどこででも食べれそうな中華料理となったのでした。(写真・上)

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14:00 市内を通り過ぎ南へ下ると佐潟に着きます。新潟はその名の通り、潟と呼ばれる湿地帯が多く、この佐潟もラムサール条約に批准した貴重なものです。

その隣には芭蕉が通ったことを示す標識が立ってたので記念撮影。だれもそんなことには興味がないらしく、カメラを持った私たちに、近所のおじさんが、佐潟は隣だよって。

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14:30 岩室宿

岩室宿は、小泉総理の演説でもおなじみの「米百俵」の故事が誕生した地です。戊辰戦争で困窮した長岡藩に支援として、米百俵送ったのがこの岩村・三根山藩だったのです。そんな豊かな田に囲まれた道を進みます。

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15:00 弥彦村到着

芭蕉の句碑のある宝光院に到着。宝光院は、弥彦競輪場のすぐ横に在ります。

”荒海や 佐渡に横たふ 天の河”

Turbulent the sea—across to Sado stretches the Milky Way   /   BASHO
                                                                    tr. by Donald Lawrence Keene

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弥彦神社参詣 http://www.e-yahiko.com/kankou/kankou.html

今日の目的地は、ここ。新発田からの距離は60kmそこそこ。友人との待ち合わせのことや初日ということも在るし、弥彦神社へはゆっくり参拝したかったので、ここまでの予定とした。

弥彦神社は標高500m程度の山の麓および山頂にあるのですが、山頂へはロープウェイだけでなく弥彦スカイラインも通っており、自転車で登ろうとおもえば登れるようです。実際、競輪場も近くにあり自転車意識が高いのか、9月には弥彦山ヒルクライムが行われているようです。去年のデータを見ると優勝者は距離10km×標高差510mを平均時速24.9kmで走っています。私にとっては恐るべき数字です。

越後一宮ということだけあり、立派な神社でした。御朱印もいただいたのですが、なんとも野太く力強い筆でした。

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ロープウェイで山頂まで

往復1300円となかなかいい値段でしたが、せっかくなので登らなきゃと歴史の在りそうなロープウェイで山頂へ。山頂までのロープウェイの眺めは上がるにつれ、広大で豊かな新潟の水田の様子を目の当たりに見せてくれます。見渡す限りの整然とした水田をみると日本の食糧自給率が37%を大きく支えてくれているのだろうなぁと感謝の気持ちです。

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みますや旅館

弥彦は立派な観光地であり、温泉地であることから、宿泊も立派なところばかりで(私の調査不足も大いにありますが)今晩の宿、みますや旅館ではこれからの旅を祝うかのような立派な食事を用意していただき。満腹な一晩でした。

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本日の走行距離 84.6km

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2008年4月27日 (日)

GWウォーミングアップ

しばらく長距離走ってないので、来週のおくのほそ道北陸道編に向けてウォーミングアップを兼ねて、おく初めのほうのルートをやりなおしてきました。というのも、おくのほそ道旅行当初はそこまで真剣におくのほそ道をはしろうとは考えてなく、それに日光