ツーリング奥の細道2007

2007年8月16日 (木)

奥の細道2007 8月ステージ

奥の細道2007 8月ステージ

山寺~鶴岡 229.33km

8/11(ピンクルート) 山寺~新庄  自転車 84.51km

8/12(黄色ルート) 新庄~羽黒山 自転車 60.65km  + 月山登山口まで バス18km

8/13(モスグリーン)月山登山口~湯殿神社 徒歩 11.7km

8/14(モスグリーン)湯殿神社~月山登山口 徒歩 11.9km +バス 20.5km +自転車14.7km

8/15(水色ルート) 羽黒神社~狩川駅 自転車 13.88km + 狩川駅~古口駅 JR 19.13km + 古口~草薙温泉 最上川ライン下り 12.5km + 草薙温泉~鶴岡市内 自転車 31.98km

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2007年8月15日 (水)

奥の細道 羽黒神社~鶴岡

最終日

月山登山後はきっとヘロヘロになってるだろうなって思って、最終日は特に予定してなかったのですが、意外と元気だったので、少し後戻りして最上川ラインくだりへ。

最上川ライン下り

最寄の駅・狩川駅までもどり、こっそり自転車を置かせてもらい、3駅先の古川駅まで移動。古川駅から少し歩くと”最上川芭蕉ライン舟下り”乗り場が有ります。ちょうどここは、江戸時代の舟の関所、「戸澤藩船番所」があるところなので、由緒あるところからの出発となります。

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舟はこんな感じです。真夏なのですだれで覆われていますが、冬になると全面ガラスで覆われて中にはコタツとオプションで鍋もできるそうです。暑い暑い日でしたが、川面を吹く風は心地よく、両岸の緑に囲まれ楽しいです。案内してくれるおじさんが山形弁で「んだ、んだ」っていいながら、お話してくれるのがなんとも癒される感じです。

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途中、川岸にあるコンビニによってくれます。だだちゃ豆アイス買いました。荒く砕かれただだ茶豆が混ぜられていて、しっかりおいしかった。

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船下り終わって、鶴岡へ。途中、羽黒山の参道のおっきな鳥居。出羽三山への壮大な参道入り口です。

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鶴岡市内。芭蕉が滞在した長山重行宅跡

”めづらしや山をいで羽の初茄子”

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近所の神社にも”めづらしや・・・”の句碑は有ります。下右の写真は、芭蕉乗船の地。芭蕉はここから酒田まで赤川を舟で移動しました。そして、私の今回の旅はここまでで終了です。また、次はここから出発です。

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赤川流系周辺のみどころ http://www.thr.mlit.go.jp/gassan/point2.html#aka1

R0010436 大滝輪店 実はこの旅行中、買ったばっかりの輪行バッグをなくしてしまいました。仕方がないので現地調達しようとしたもののなかなか置いている自転車やさんがない!ようやくたどり着いたのがこの大滝輪店。お店に入ると店番中のおばあちゃん一人。ご主人は、サイクリング中で夕方帰ってくるとのこと。期待度大だったので、ご主人が帰ってくるまで待っていましたが、結果は在庫切れ。仕方がないので、自転車を預けて、後日送ってもらうことに。後日の請求5000円。ああ、高い代償となりました。

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2007年8月14日 (火)

奥の細道 湯殿山~羽黒山

04:20 おにぎりで朝食

 今日も暑くなる模様、暑くなる前にさっさと麓に下りたいので、朝4時起き。参篭所の朝食時間には、あまりに早いので、おにぎりを用意してくれました。これが格別においしいのです。

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05:00 出発

出発早々、難関です。湯殿山方面の道は厳しい道が多いのですが、この鉄梯子はほんとに怖い。昨日は、バスで知り合った男性が一緒だったので少し安心だっただけど、一人だと、やっぱり怖い。

06:25 暑くなりそな気配

装束場と呼ばれるところです。湯殿山へ参拝するために、昔はここで衣服をあらためる場所とされていました。いまは、登山者のための非難小屋となっています。そろそろ太陽が顔をのぞかせ始め、今日も暑くなりそうな気配です。

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06:30 振り返ると湯殿山(標高1500m)

湯殿山神社は月山神社と違って、山の上には有りません。湯殿山麓にあります。

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月山にはきれいな花が多いですが、この花は好きな花のひとつです。モミジカラマツ(紅葉唐松) キンポウゲ科といいます。

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09:25 2度目の朝食おにぎり

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R0010362_2 12:55 バス乗り場到着 自転車発見   
びっくりしました。登山口まで自転車で上って来ている自転車をまたまた発見してしまいました。残念ながら、乗ってた方は見かけませんでしたが、自転車だけ無断でパチリ。近くでよく見ると警視庁の防犯ステッカー。ということは東京から来た人かな。

R0010366 16:36 羽黒神社到着

特別天然記念物 羽黒山のスギ並木

 指定年月日:昭和30年8月13日
 指定理由: 山麓の隋神門から山頂に至る延長1.7kmにわたる羽黒山参道のスギ並木は樹齢三百年以上を経た巨杉がならび、その樹勢が極めて旺盛である

             (案内板説明より)

R0010369 国宝 羽黒山五重塔

沿革
古記によれば承平年間平将門の建立と伝えられる(1050年前)長慶天皇文中年間に再建(約620年前)慶長十三年出羽守最上義光修造(380年前)

昭和四十一年三月 国宝指定

概要
素木(しらき)造 杮葺(こけらぶき)
方三間 五層 高さ八丈(二十四米余)
東北地方最古・最優秀の塔である

芭蕉塚(三日月塚)

この先500mのところに南谷があります。南谷は芭蕉が月山登山前に6日間逗留し一句残しています。

”有難や 雪をかほらす 南谷”

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宿坊で宿泊

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大進坊さんへ宿泊しました。江戸時代より宿坊ごとに懇意にしている国(藩)があり、地方によりそれぞれの坊に泊まったようです。ここ大進坊さんは千葉県からの参拝者を宿泊するとのこと。だいたい農家の方が仕事の閑散期に農協等の単位で団体でこられることがおおいらしく、私のように飛び入りでくるのは珍しいようで、宿坊の方も戸惑っておられました。

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2007年8月13日 (月)

奥の細道 月山~湯殿山

04:45 日の出

4時半起き。

日の出がきれい。強力な太平洋高気圧は昼間の強烈な暑さと引き替えにきれいな朝日を見せてくれます。

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06:00 朝食 

ひと眠り後、6時に朝食。

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07:00 月山神社へ出発

朝食後は、神社の厳粛なおつとめを聞きながら月山頂上へ向けて出発。

登山道には、たくさんの色とりどりの花が咲き、またちらほらと雪渓もちらほら残っており山頂までの道のりを飽きさせず、楽しみながら登れます。

写真左上から(1)月山登山道から参篭所を望む、(2)コイワカガミ(小岩鏡)イワウメ科、(3)ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) キンポウゲ科、(4)雪渓の向こうに鳥海山の頭が見えます、(5)何層にも遠くに重なる山々、(6)ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科、(7)モミジカラマツ(紅葉唐松) キンポウゲ科、(8)木道、(9)山頂付近から、(10)タテヤマウツボグサ(立山靫草) シソ科、(11)アオノツガザクラ(青の栂桜)ツツジ科、(12)(13)山頂付近から、(14)コバイケイソウ(小梅憲草)ユリ科

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白装束の方もちらほらみかけます。

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9:00 月山山頂(1,984m) 月山神社

青い空のもと、きれいな花や周りの景色を見ながら登って行くとあっという間に山頂です。そのまさに山頂に月山神社が祀られています。

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月山神社から山頂山小屋を過ぎ、少し行くと芭蕉句碑がありました。芭蕉は、羽黒山にある南谷から出発し、わたしがバスで楽々登ったところも歩いて登り、山頂にて一泊したのでした。1689年の芭蕉たちも、こんなにきれいな景色が見れたのでしょうか?

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句碑を過ぎて向こうが湯殿山です。

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10:00 湯殿山へ向けて出発

月山への参拝登山は多くの方がいましたが、湯殿山へ行くルートに入るや、道は険しくなるわ、人もほとんどいません。途中まで一人っきりだったのですが、途中、昨日のバスで一緒だった男性(私が寝そべって爆睡してたので覚えてくれてました)とお会いしたので、同行させてもらいました。何度も登山しているらしく、頼もしかったです。

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同行の男性に教えてもらった、庄内一おいしい湧き水。冷たくって気持ちいい。温度測るとなんと8度。足をつけたら疲れが取れます。

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同行していただいた男性とこの時期に咲き始めの紫陽花。

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12:60 湯殿神社に到着

芭蕉の句碑もあります。

”語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな”

温泉がご神体というユニークな神社。これ以上は芭蕉の句の通り語るなかれなのでココまで。

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14:00 湯殿山参篭所に到着

予想外に早く到着。ゆっくり休める。部屋も個室できれいだし。

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ここの食事は、精進料理ではなく一般の食事。というより、ボリューム満点すぎて、かなりお腹は空いてたけど、ちょっと無理。

19:00 湯殿山参篭所 夕暮れ

気づくのが遅く、太陽はすっかり沈んでしまいました。

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今日は自転車なし。約13km、徒歩で移動。 

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2007年8月12日 (日)

奥の細道 新庄~月山8合目

05:50 新庄出発

ホテルのフロントのおじさんがバナナを2本くれた。感謝。やっぱ、いい宿だ。
朝の6時だっていうのにもうムシムシする。っておもたら、すっごい濃霧。視界悪し。

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07:00 本合海(もとあいかい)
芭蕉乗船の地です。この辺に記念碑があるらしいのですが、見つけられず・・・。そうかと思って向かったところが矢向神社。ここは、平泉へ向かう義経と弁慶が上陸した地点とのこと。

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最上川沿いを下る

本合海を過ぎた頃からすっかり霧が晴れて、いい天気。最上川の流れと山の緑を見ながら走るこの道はほんとに気持ちいい。でも、車通りも多いので少し気をつけないといけない。特に左下のスノーシェルターは超危険!ほんとに自転車はどこ走ればいいのって感じです。でも眺めはいいので、自転車乗りには何人かに出会うことができました。

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09:00 清川関所跡にて芭蕉に挨拶
清川は芭蕉下船の地。番所後には銅像と句碑がある。そのさき狩川で最上川を離れ月山、羽黒山方面へ。

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”五月雨を
   あつめて早し  最上川”



芭蕉は、元禄2年(1689年)6月3日本合海よりこの地に上陸し、狩川を通って羽黒に向かいました。この名句は、その舟の中で作ったものといわれています。清川は往時、最上川の水駅として栄え、この地に清川関所が有りました。(清川関所跡案内板より)

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11:30 狩川を過ぎ羽黒そして・・・

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清川を過ぎ狩川まで行くと、いったん最上川から南にそれ、今日の目的地の出羽三山へと向かいます。しかしその頃には、日が高くなり日差しがきびしくなる。暑いのではなく、日差しが痛い。羽黒山はひとまず過ぎて、月山ビジターセンターまでたどり着いた。

今日はそこから、さらに約20km登って月山登山口までの予定なのだけどあまりに暑い!!たしかにまだ昼前なので、自転車押して歩いても行けない距離ではない。しかし、この暑さの中汗だくになって、これから山を登るなんて!!しかも辿り着いた宿には風呂がないなんて!!!と迷いに迷った末、近くの休暇村の温泉の誘惑に屈しここで一汗流して、バスで登山口まで行くこととした。

15:10 月山8合目(1,390m)到着

バスに揺られて1時間ほどでしょうか。お風呂上りのバスの揺れの気持ちよかったこと。お客さんも少なかったので、座席に横になり、その間爆睡していたのでした。

到着してびっくり!
なんと自転車で登ってきてる男性を発見。しかもこれから山登りするそう、しかも奥の細道ツーリングをしてるって!おおっ仲間発見。

この男性、Soraさんといいます。芭蕉と旅をともにした河合曾良(かわいそら)と名前が同じということで、奥の細道走破を目論んでいます。茄子アンダルシアのぺぺと同じレーパンの服装、SPDの靴を履いたまま、なんと1900m級の山を踏破してしまうのです。スゴイです!下がSoraさんの自転車、そしてSoraさんと彼のブログです。

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http://www.e-wadachi.com/wadachi_j.html>
http://e-wadachi.blogspot.com/2007/08/narrow-road-to-interior-stage-3-people.html
http://www.e-wadachi.com/tracks2/tr2_05/tdata_e.html

月山入り口
ひとまず、今日の宿泊場所参篭所へ向かいます。参篭所は、登山口から約15分。すぐ近くなのでのんびり散策しながら・・・。

夏の月山は花盛りです。

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(左)シロバナトウチソウ(白花唐打草) バラ科、(右)ナンブタカネアザミ(南部高嶺薊) キク科

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参篭所宿泊
さんろうしょと読みます。月山神社は奥に見える月山の山頂にあります。参篭所の前には鳥居が有りますが、きっと神社への参道。その前には兎の石像が鎮座していて、かわいいです。

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 月山含む出羽三山は山伏たちの修験場です。参篭所はその修行者のための宿泊所ってところでしょか。お風呂もないってことかなり覚悟を決めていったところ、まったくのとりこし苦労で、いいところでした。といっても屋根裏部屋の大部屋です。3人だけだったのでひろびろ快適。

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16:00 弥陀ヶ原散策

 夕食まで時間が有るので、参篭所付近の弥陀ヶ原を散策、たくさんの池塘や花があります。写真左上から:(1)池塘に生えるオゼコウホネ(尾瀬河骨)、(2)タチギボウシ(立ち擬宝珠) ユリ科、(3)ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科、(4)ニッコウキスゲ(日光黄菅)ユリ科、(5)チングルマ(稚児車)バラ科の綿毛、(6)イワショウブ(岩菖蒲)ユリ科、(7)オニシモツケ(鬼下野)バラ科、(8)キリンソウ(キリンソウ) ベンケイソウ科

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18:00 夕食は精進料理

山菜のみのシンプルな料理。筍がふんだんに使われています。

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同部屋に宿泊のご夫婦に見せていただきました。月山のご朱印、まんまるでかわいかった。

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走行距離:60.6km

下赤線が自転車ルート、黄色はバス。

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2007年8月11日 (土)

奥の細道 立石寺~新庄

  04:30 東京出発
玄関のドアを開けた瞬間もわっと湿気にからだが包まれる。夜明け前に一雨あったよう。去年の北海道とは打って変わって今年は過酷な暑さとの戦いを覚悟する。
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仙台経由、山寺まで輪行
Maxやまびこで仙台9時15分着。一転のどかな仙山線に乗換え山寺1030到着。ぎゃ!もう入道雲が出てる。ではまず立石寺へ。

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コオニユリ。ここ立石寺だけでなく、このさき道いく家々の庭先でもたくさん見ました。ちょうどいい季節だったようです。

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根本中堂のすぐ奥に古い句碑。ちょっと文字が見にくい。 碑にはもちろん、かの有名な句が・・・。

おくのほそ道・立石寺の段より

”閑かさや岩にしみ入る蝉の声”

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更に先に行くと芭蕉と曾良の像。ディズニーランドでミッキーマウスを見つけたように、みんなここで一緒に記念撮影。

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せみ塚:芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたもので、せみ塚といわれている。(案内板より)

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11:40 昼食 おのや(JR山寺駅前)

めっちゃおいしかったです。ここではじめて山形の郷土料理”だし”ってのを知りました。この”だし”っていうのは、ナス、キュウリ、ネギ、ミョウガ、シソなどを細かく切ったものにかつお節をのっけて醤油をまわしかけて味付けします。それを豆腐やご飯にのっけて食べます。ミョウガの味が絶妙に利いて、暑い夏の食べ物としてはうってつけのメニューじゃないでしょうか?かなりお気に入りです。

おのや:山形県山形市大字山寺駅前4273-1 0120-51-2134

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では、山寺駅で自転車を組み立て出発です。日焼け止めもたっぷり塗って走るが、とにかく暑い!山寺街道を下り、天童市を経由して北上し、目指すは大石田。途中、東根市にある六田宿で思わずゆかりの地を見つけた。

14:00 六田宿

尾花沢の段より

”眉掃きを俤にして紅粉の花(まゆはきをおもかげにしてべにのはな)”

山形といえば今はさくらんぼ、ラフランスのイメージですが、江戸時代はこのあたり一帯で紅花が盛んに栽培され山形県の県花ともなっています。栽培された紅花は加工された後、最上川を下って酒井港を経由し京都へ出荷されていたようです。

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 ここ六田宿は麩の製造が盛んな地で、いまでも何軒かお麩やさんが軒を並べています。その中の一軒齋藤本店さんの庭先で見つけました。その奥に句碑もあるので(写真下左)一歩足を踏み入れると、どうぞどうぞとお店の方が中に招き入れてくれました。お店には、これまで訪れた方々の俳句が飾られており、多くの方がここを訪れていることがわかります。斉藤本店さんではお盆休みもなく稼動しているようで、お店の奥では焼いたばかりの麩がずらっと吊るされており、乾いた麩はカットされて箱詰めされていました。(写真下左)

お店の方のご厚意で焼いたばかりの麩を食べさせていただきました。これがほんとにおいしかった。ただの麩とバカにしてはいけません。焼きたての麩は、塩味の利いてないフランスパンのようです。すっごく香ばしくて、そしてなんと言っても中はまだもちもちしていて、まさしく焼きたてフランスパンのように皮はぱりっと、中はしっとりとしていて、予想外のおいしさでした。

斉藤本店:山形県東根市六田1丁目3-19 TEL:0237-42-0802

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15:42 最上川との出会い

 初・最上川です。たっぷりと水が湛えられていたので湖かなって思ったら川、まさしく最上川でした。芭蕉ももちろんこの地で最上川と出合っています。川幅は広く滔々(とうとう)と流れています。最上川は、山形と福島の県境、西吾妻山を源流がとされ日本で7番目に長い全長229km、ずっと山形県内をながれる「一県一河川」、母なる川と呼ばれています。これからしばらく私も最上川とともに進みます。

国交省のサイト、「最上川電子大事典」面白いです。

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16:45 石水山西光寺

 大石田市内にある西光寺です。芭蕉はこの大石田で下の句を詠んでいます。それを記念して、江戸時代にはすでにこの西光寺さん境内に句碑がたてられました。その句碑ももちろん現存しますが風雪により痛んできており、下の写真は近年になって建立されたものです。

曾良『俳諧書留』より

”さみだれを あつめてすヾし もがみ川” ばせを

あれって感じたと思いますが、ここでは、あつめてすずしの句なのです。芭蕉はこの後、この句を推敲し、奥の細道に採用されるかの有名な句となるのです。

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19:00 新庄市到着

大石田の後はのどかな田園風景を走ります。途中、猿羽峠を通る予定でしたが、いきなり未舗装道路がしばらく続いていたので、去年の北海道の夕暮れの中のオフロード走行を思い出し、即座に引き返しトンネルを抜けていきました。

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 19:00に新庄到着。しかし、宿泊先は未定。JR新庄駅へ行き、案内板から探し出しポストホテルへ決定。ビジネスホテルでしたが、人のいいフロントのおじさんや東京・池上から来て釣り三昧に興じているお金持ちなおじさん、ついた早々1時間くらい歓談させてもらい愉快な人でした。そして、ゆっくり入れる大浴場も有り快適でした。

走行距離:68.9km

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2007年8月 5日 (日)

夏休みの計画 決定

8月11日 JR輪行  東京 06:04発~山寺 09:13着
区間 延べ
km 8/11 8/12 8/13 8/14 8/15
山寺 袖崎 30 30
袖崎 南新庄 28 58
南新庄 新庄 5 63
新庄 新庄温泉 15 78
新庄温泉(泊)
新庄温泉 手向 40 40
手向 月山VC 7 47
月山VC 月山RH 18 65
御田原参篭所(泊)
月山登山 往路 10
湯殿山参篭所(泊)
月山登山 復路 10
月山RH 月山VC 18 18
月山VC 手向 7 25
手向(泊)
手向 鶴岡 10 10
8月15日 JR輪行 鶴岡 12:47発 ~ 東京 17:00 (予定)

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2007年7月29日 (日)

月山に登ろか、どうしようか?

奥の細道自転車旅行。この前のGWで山寺まで到着しました。来月のお盆休みにはその続き。プランニングが難しい!というのも芭蕉はその後、月山に登山巡礼しているのです。

月山登山自体は、登山コースとしては初級者コースなのでいけると思うんだけど、そうなると、山寺から5日間でいけるのは鶴岡まででしょう。終点としては、中途半端に遠いし、また次回の出発点ともなるので、考えてしまうところです。

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それよりは、月山は、登山口までとし、がんばって村上くらいまで走ろうか?悩む・・・。

km 8/11 8/12 8/13 8/14 8/15
山寺 袖崎 30 30
袖崎 南新庄 28 58
南新庄 新庄 5 63
新庄 新庄温泉 15 78
新庄温泉 手向 40 118 40
手向 月山VC 7 47
月山VC 月山RH 18 65
月山RH 月山VC 18 83
月山VC 手向 7 90
手向 鶴岡 10 100
鶴岡 酒田 30 130 30
酒田 象潟 34 164 64
象潟